今や、インターネットのブログ記事は誰にでもお手軽に書ける便利な世の中になりました。
その一方で、アフィリエイト目的で記事を書く人も多くなってきており極端な話をすれば小学生でもブログを書けてしまいます。
そのため、情報の信憑性がかなり疑われます。
自分が知っている知識や経験で記事を書いている訳ではなく
インターネットで検索した他のサイトの記事を言い回しを変えて記載しているという方も少なくないのです。
ですが、インターネットで調べた結果はなんとなく正しいものに感じてしまいがちですよね。
今回の記事では、私の経験に基づいてネットで得た情報と比較しつつ婚姻費用や慰謝料請求についてお話ししたいと思います。
別居中の婚姻費用について
婚姻費用とは、コトバンクを引用すると下記の通りです。
結婚した夫婦が共同生活を送るのに必要な費用。衣食住費のほか、教育費・娯楽教養費・交際費なども含む。
[補説]民法第760条により、夫婦は資産・収入などの事情を考慮して、婚姻費用を分担すると規定されている。夫婦間で合意ができない場合は、家庭裁判所に家事調停・審判の申し立てをすることができる。
つまり、夫が家計を支えていて義務者、主婦が権利者となる場合、
夫が別居している期間も妻を養う義務があるから毎月生活費を払いなさいということです。
じゃあいくら払うの?ということですが、世の中には算定票というものが存在します。
算定表はこちら
私個人の意見ですが、とってもざっくりです。
高所得者であれば痛くも痒くもないかもしれませんが、私は、支払うタイミングでは購入したばかりの住宅ローンがありさらに、前妻の子へ養育費を払っていました。
そんな中、妻から請求された額は10万円。(子1人)
調停でなんとか減額でき7.5万円になりましたが、納得できませんでした。
リアルな金額を書いてしまいますが、毎月の手取りは22万程度でした。
そこからこれらが毎月引かれて行きます。
前妻の子への養育費3万円
家のローン7.5万円
光熱費(かなり抑えましたが北海道の冬だったので)2.5万円
スマホ代 1万円
車のローン(売ってもお金にならない)2万円
そして、婚姻費用7.5万円
これで、23万5千円です。
というかみなさんよく考えてください。
食費は?ガソリン代は?
働き方改革もあり、年収にしても50万円以上前年から減る見込みでそれも主張しましたが50万円程度では変わらないとのこと。
50万円を12ヶ月で割ると月およそ4万ですよ。
4万減っても増えても変わらない算定表ってどうなんですか?
しかも住宅も妻に仮差し押さえされ売るにも売れませんでした。
何十年も前に作られた算定表を使い続けているのが残念です。
調停を行う場合は、ほぼほぼこの算定表を使って算出されますが、これには現在支払っているローンなどは全く考慮されていないんですね。
じゃあ売れば?となっても私のように売れない状態に置かれていると身動きとれません。
私はこの状況を1年10ヶ月も送りました。
見直されることを心からお祈りします。
慰謝料の相場は?
私は、妻から400万円の慰謝料を請求されました。
妻の弁護士から内容証明が届き青ざめましたが、インターネットで慰謝料の相場をチェックしたところ
部が悪い場合でも(有責配偶者)100〜300万円という記載がありました。
300万円になるのは、子供が複数人いて、結婚から数十年経っている場合で、
不貞行為が長きに渡っている場合のような記載が多くありました。
通常であれば私の事例であれば100万〜200万程度という感じでした。
私も結婚生活で酷い仕打ちを受けていたことも減額材料と考えていたため
まぁ100〜150万くらいかなと思っていました。
ですが、最終的には揉めに揉めて250万円ほどの支払いになりました。
さらに数十万の弁護士費用もかかりますから。
結局支払い総額は300万円くらいになるんですね。
今読んでいるあなたが例えば、お子さんがいる中、不倫をして慰謝料請求された場合、ネット上で書かれている相場よりも多くの金額を取られる可能性が十分にあります。
まとめ
婚姻費用や養育費には算定表というものが存在しますので、そちらで大体の目安が決まります。
ですが、年収が50万円違って金額が変わらないようにとってもルーズな表です。
調停の場などで弁護士を味方につけ適切な金額を算定してもらいましょう。
慰謝料請求については相場がありませんので互いの話し合いになります。
ネットの情報を信じて、100万くらいかとタカを括っていると後でショックな金額が出てくるかもしれません。
ネットの情報は参考程度に、弁護士とよく相談して進めて行きましょう。
調停や裁判はものすごく体力を使います。
今どん底と感じているかもしれませんが、あとは運気は上昇していくだけです。
こんにちは。
世の中お金のかかることばかりですね。
成功者への道さんのポジティブな考え方に拍手です。
また訪問させていただきます。