Microsoft社からのプレビュー版更新プログラム(KB4495667など)
を適用することでフォントやボタンサイズが崩れるという事象が発生しているようです。(MS Pゴシック・MS UI Gothicで事象確認)
Excelでの表示や印刷にも影響が出ているようです。
手動で、更新プログラムをダウンロードした場合(プレビュー版)の更新プログラムとなります。
また、令和対応と表記されておりますが、メイン対応の名称を記載しているだけで本更新プログラムには他の更新プログラムも多数含まれています。
影響範囲
他の方々のブログ記事をまとめる感じでは、
Windows7では発生報告がなくWindows8以降の問題のようです。
.NETのWindowsフォームアプリケーションで(MS Pゴシック・MS UI Gothic)を使用している場合。
原因と解決策
本更新プログラムでMS Pゴシック・MS UI Gothicのフォントサイズの幅が微妙に変更されてしまっている可能性が高そうです。
また、ボタンの幅を文字列の長さに合わせるプロパティAutoScaleMode が Fontになっていると事象が発生してしまいます。
開発者でどうしてもパッチを適用させたい方はプログラム上でこのプロパティを変更するのが良いでしょう。
まとめ
正式リリースは5/15を予定しているのでそれまでに修正されると良いのですが。
これだけ騒がれているので何かしらの修正は入るかと思いますが、5/15に間に合わずに延期される可能性もあります。
まずは、正式な発表があるまでは更新しないようにするのが得策でしょう。
〜追加情報〜
米Microsoftは5月10日(現地時間、以下同)、「Windows 10 バージョン 1809」向けのオプション更新プログラム「KB4495667」を適用した環境で、「Microsoft Excel」シートのレイアウトが狂ってしまう問題が発生していることを明らかにした。同社は目下解決策を検討中で、5月中旬の修正を予定している。
同社によると、「MS P ゴシック」「MS UI ゴシック」フォントを用いた「Microsoft Excel」シートで、レイアウトやセルのサイズが想定された幅より広くなったり、狭くなったりしてしまうとのこと。当面の対策として「游ゴシック」や「MS 明朝」といった他のフォントを利用する方法が案内されている。また、更新プログラムをアンインストールしてもよい。
「KB4495667」は、5月3日付けでリリースされた「Windows 10 バージョン 1809」向けの更新プログラム。新元号“令和”への対応などが含まれている。本来は手動で“Windows Update”をチェックしないかぎりダウンロード・インストールされない“オプション”扱いのパッチだが、手違いで一部環境に配信される事故が発生している。意図せず適用されている可能性もあるので注意したい。
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