医療情報技師とは
医療分野の情報システムの開発や運用を担当することで、医療スタッフと患者双方の負担の軽減をめざすのが医療情報技師です。
病院や医療機器を取り扱う企業に就職することが多く、電子カルテやWEBでの診察予約など病院内のシステムの開発、運用、保守に携わっています。
医療に関する知識とITの技術両方が求められるので、専門学校や理系の学部で学んだり資格を取得しておくと就職の際の選択肢が広がります。
給料は新入社員の月収は20万円前後、年収は300万円前後となることが多いようですが、資格や経験の有無によっても異なります。
医療情報技師はまだまだ世間の認知度が高くない職業ですが、これからの時代に必ず求められる職業と言えるでしょう。
医療情報技師の就職先
ベンダーに就職し医療機関へ派遣される
医療情報技師の主な就職先は、医療関連システムのベンダーになります。
そして、派遣された医療機関の医療情報部や診療情報管理室などに常駐し、院内システムのメンテナンスや管理を行います。
院内の様々なシステムを立ち上げた会社の人間でないと、システムに何らかの障害が起こった場合に対処できません。
さらに、システム障害を未然に防ぎ、院内の各システムが正常に働いて、円滑な診療が行われるためにも重要な立ち位置の仕事になります。
医療情報技師の資格
医療情報技師能力検定は指標になる
医療情報技師に必須の資格はありませんが、医療情報技師能力検定に合格することは、自分の能力や適性を周囲に示す指標として役立ちます。
医療情報技師能力検定は「医学・医療」「情報処理技術」「医療情報システム」の3科目あり、1度にすべて合格しなくても、3年以内に全科目に合格すれば医療情報技師として認定されます。
基本的には指定教科書に沿って出題されますが、制度の改正の最新の動向などについても問われることがあるのでニュースや時事問題をしっかり勉強しておきましょう。
試験の記述はマークシート形式で行われ、面接や高騰の試験などはありません。
試験は年に1度、夏に全国の一部の都市で行われており、受験料は15,000円になります。
オススメの勉強方法
なんといっても勉強用の教材が少ないというのが医療情報技師の試験勉強の大変なところです。 移動時間でもお手軽に勉強できるアプリがお勧めです!!
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